まずは自分を好きになる

まずは自分を好きになる

「自分を好きにならない」と決めていませんか?

 

「自分のことを好きですか?」

 

この質問をすると、ほとんどの人が「うーん」と困ってしまうか、手をあげる人も自信なさそうに手を上げたり下げたり。

 

元気に「はい!」と言う人はなかなかいません。

 

「人生がそれはどうまくいっていない」

 

「生きがいを見つけられないから」

 

「何をやっても中途半端だから」

 

「容姿が好きじゃない」

 

など、自分のことを好きになれない理由は、自分への「ダメ出し」です。

 

そして自分に自信が持てず、自分を否定する気持ちが湧いてくるのです。

 

これは、とても生きづらいことですね。

 

では、人生がうまくいったら自分のことを好きになれるのでしょうか。

 

その確信も本人にはないのです。

 

なぜなら、心の奥で、もう決めてしまっているから。

 

自分を好きになれないという人の「かたくなさ」に触れると、その根の深さに行き当たります。

 

「人生がうまくいっていないから好きになれない」

 

このような理由がすべてではなく、そう「決めてしまった」その背景の奥に、もっと根源的な理由があるように思います。

 

それは子どもの頃の体験や環境によるものかもしれません。

 

例えば、親に褒めてもらった経験がなければ、「自分はだめだ」「自分には価値がない」と思うかもしれません。

 

私たちは、小さな嫌な出来事、体験をきっかけに無意識のうちに「決めごと」をします。

 

そしてその決めごとによって、心が動きにくくなっている。

 

そのために出てくるのが「思い癖」です。

 

これは、多かれ少なかれ誰にでも起こりうることです。

 

これを芯から手放すには、心理学的なアプローチが必要になるかもしれません。

 

でも、自分のことを「もうひとりの自分」が眺めるという視点で、小さい頃からのことを思い出していくと、思い当たる出来事や環境が見つかると思います。

 

例えば、「自分はダメな子なんだ」と思っていたら、親から褒められなくても傷つきません。

 

なぜなら「自分はダメな子」なので、褒められなくて当然だから……という思考パターンが出来上がっているからです。

 

でも、それは本来のあなたではない。

 

自分の価値観によって計られたことではなく、他の人の価値観によるものです。

 

傷ついた頃の感情を追体験し、味わって、そして天に返す気持ちで手放しましょう。

 

大切なのは自分、自分の心です。

 

自分の心を他の人の価値観に明け渡してはいけないのです。

 

自分に対して否定的な思いがあるのなら、その思いを否定しない。

 

そういう思いがあることを、一度真正面から認めることです。

 

自分を受け入れることができると、その凝り固まった思いが解けていく。

 

そんなイメージを持ってみましょう。

 

自分を好きになれば、他の人も好きになれる

 

なぜ自分のことを大好きになることが大切なのか。

 

それは、人を愛するために、です。

 

そして、愛されるために。

 

唯一無二、かけがえのないたったひとりの自分を愛せずして、どうして他の人を愛せるでしょうか。

 

「愛してる」と言われた時に、(私は愛される資格がない)(私はダメな子)と思ってしまったら、どうしますか?

 

そう思ってしまうところが、無意識の為せる業です。

 

相手の言葉も、愛も受け取れない。

 

とても悲しいことですね。

 

結婚を望んでいるのなら、まず自分自身を大切にすること。

 

そして、自分を大好きになること。

 

自分を大切にすることができないと、どうやって人を大切にしていいかわからないのです。

 

大切にするとは、あれこれと世話を焼くことでも、心配することでも、心を尽くすことでもありません。

 

もちろん、それも一部にあるかもしれませんが……。

 

ありのままの、たとえダメダメなところがある自分であっても、自分のことを愛して大切にできたら、人のありのままを自然に受けとめて愛することができます。

 

どこにも無理がない。

 

相手も自分と同じように不完全だと思えると、愛しくさえなってくるのです。

 

愛しく思うとは、命を大切にすること

 

つまり、誰かを愛するということは、その人の命を愛おしく思うことです。

 

その人のぬくもりは、命のぬくもりです。

 

自分を大切にするとは、自分の命を大切にすること。

 

自分を好きになれない。

 

自分を否定するということは、かけがえのない、たったひとつの自分の命を否定することになるのです。

 

ここに、こうしてちゃんと生きているのに、どうして自分の命を否定するのでしょう?

 

少し大袈裟に、現実的なことを言うと、愛する人が明日も生きているという保証はとこにもありません。

 

もちろん、自分が明日この世に存在しているかどうかも、誰も保証できないのです。

 

こう考えていくと、この瞬間がどれだけ有り難いことかがわかります。

 

1970年代から1980年にかけてアメリカで始まったニューエイジーブームの中で、人生に起こるあらゆる問題を自分で癒し、自己改革できるメソッドを確立したルイーズ・L・ヘイという世界的な女性ヒーラーがいます。

 

ルイーズ・L・ヘイは、あらゆる問題の根底にあるのは、自分を愛することができないことだと言います。

 

「愛は奇跡をもたらす治療法。自分を愛すれば、人生に奇跡が起きます」

 

「あるがままの自分を認め、受け入れ、愛することができてはじめて、人生の何もかもがうまくいき始める」

 

ルイーズ・L・ヘイのこの言葉をなかなか信じることができないかもしれません。

 

否定的な思いが浮かんできたり、自分が小さく思えた時には(大丈夫、大丈夫、私は大丈夫)と心の中で言いましょう。

 

自分を好きになると人を見る目も優しくなり、相手の本質が見えてくるようになります。

 

すると、こだわりや高い理想というフィルターで相手を見るのではなく、本当に自分にとってふさわしい人を見極める感性も研ぎすまされていくのです。

 

 

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