バランスをとる場所を見つける

バランスをとる場所を見つける

すでにある幸せに目を向ける

 

幸せになりたい。

 

では、まず自分がすでに幸せであることを知りましょう。

 

何だか禅問答をしているようですね。

 

すでに述べたように大切なことは白分かすでに幸せであることを自覚することです。住む家がある。食べるものに困らない。仕事がある。
友達がいる……。

 

自分がすでに持っているもの、与えられているものを数えてみてください。

 

すでに多くのものを持っていることに気づくでしょう。

 

あたりまえのこと、日常のことだと思っていることも、よくよく考えると有り難いことです。

 

そして、ひとたび災害に遭えばこれらがすべて崩れてしまうことを、私たちは知っているはずです。

 

ささやかなことも有り難いと思えると、心があたたかくなります。

 

何も持っていないと思うと、心は枯渇していきます。つまり、「自分は幸せではない」と考えている限り、今よりもっと幸せになるためのカギを見つけることなどできないのです。

 

すでに、あなたは幸せです。喜びながら、毎日の幸せを積み重ねていけばいいのです。

 

自分にはあれもない、これもない、と嘆くのではなく、自分の良さをどんどん磨いていくことを考えましょう。

 

もちろん、そのためには努力が必要です。でもそれは、どんどん輝くための努力ですから、楽しみながら続けていきましょう。

 

「努力に勝る天才なし」

 

折れそうになったら、この言葉を思い出しましょう。

 

すでにある幸せを数えたように、自分の素敵なところをリストアップしてみましょう。どんな小さいことでもいいのです。

 

「おいしいお茶を淹れることができる」これでもいいのです。

 

「ユーモアのセンスがある」これも素晴らしいです。

 

最低でも三十くらいのリストを作ってください。

 

次に、そのリストの中から、もう少し頑張ったらもっといい感じになると思われるものをピックアップしてください。

 

そして次に、自分の「ここはまずい」、改善の必要ありと思うことをリストアップしてみてください。

 

自分を好きになると、自分の価値が上がる

 

さあ、これで何をどう磨いていけばいいのかが明確になりました。できることから少しずつ、取り組んでみましょう。

 

その時に気をつけたいのは、無理なプレッシャーをかけないことです。

 

自分の価値を上げていくのですから、自分を輝かせていくことを楽しんでほしいのです。

 

楽しみ、喜びのあるところには、ポジティブなエネルギーがあります。これから結婚して人生のパートナーとなる人と出会っていくのです、前向きでポジティブな気持ちを大切にしていくようにしましょう。

 

自分を今よりもずっと大好きになっていくことによって、自分の「価値」をさらに上げていくことができるようになります。

 

もし自分のことを好きになれないのであれば、今、ここに命があることの幸せを味わってみてください。

 

私たちの身体のシステムは完璧です。私たちは完璧に創造された存在なのです。

 

自分の気に入らないところがたくさんあるかもしれません。もっとこうだったら幸せなのに……と思うこともあるかもしれない。

 

でも、あなたの代わりは他にはいない、かけがえのない存在だということを、忘れないでいてほしいのです。

 

自分を抱きしめて、そのことをゆっくりと味わってみてください。そのぬくもりは、唯一無二の命のぬくもりなのです。

 

女性であることを喜ぶ

 

そして、もうひとつ、自分の価値を上げるための大きなポイントがあるのです。

 

「女性であることを喜び、女性性を磨く」ということです。

 

女性であれば、改めて女性性について考える機会はないかもしれません。

 

ただ、女性が仕事をしている時には、自分の中の男性性が優位になっていると言われています。

 

仕事をする、目標を達成するというのは、男性性の分野です。まして、起業したり、男性社会の中でバリバリと仕事をするというのは、男のマインドがなければやっていけません。

 

ですから、「男前の女性」……という表現が成り立つのです。

 

また仕事や学業などで成功体験が多い人も男性性モードが強い傾向にあります。男性性には、「強さ」「責任感」「たくましさ」「理論的な思考」などといった要素があります。

 

私たち女性が本来持っている特質は、感性や感情を大切にし、「柔らかさ」「慈愛」「感受性」「和」を大切にする要素です。また「育む」という大きな特質があります。

 

自分のことを振り返ってみて、男性性が優位になっているか、女性性を大切にしているか、考えてみましょう。

 

どんなに仕事をバリバリとこなす人であっても、女性であるかぎりは女性性を発揮することが心地よいのです。

 

男前になっているとなかなか気づかないのですが、一度立ち止まってみてください。私も男前になっていた時期に、こんなアドバイスをもらったことがありました。

 

「素直に女性らしい言葉を意識して使うと、女性性がよみがえりますよ」

 

例えば、食事をごちそうになったとします。そのときに、「ごちそうさまでした!」ときっぱり、さっぱりと言うより、「ごちそうさまでした。とても楽しかったです。またご一緒させてください」と柔らかく言うのです。すると、きっぱりさっぱり言うよりも心地よいというのです。

 

女性らしさを意識しながら対応してみる。私も意識して、柔らかい言葉を心がけてみました。

 

すると確かに、肩に入っていた力が和らいでいくような感じがしました。

 

それからは、できるだけ柔らかさを意識してコミュニケーションをとるようにしたのです。すると自分白身、とても自然でいられるんですね。気持ちの収まりがいいのです。

 

仕事をするときには、責任感も理論的な思考も強さも必要です。

 

男性性を発揮して、思いきり仕事をする。そのベースには女性的な柔軟性や和のエネルギーを満たしていきましょう。

 

健全に男性性が発揮されてこそ、女性性も生きてくる。女性性が発揮されているからこそ、男性性が生きてくる。女性性に偏ると、依存や執着が強くなる。

 

ですから、仕事をしていて心していなくても、内なる男性性の支えは必要です。それが、自分自身の心のバランスを取っていくことになるのです。

 

男性性の強い男性、女性性の強い男性

 

さて、男性はどうでしょうか。男性性が強すぎる男性は、女性の価値観や感性をなかなか理解できません。

 

なぜこんなことをさっさと決められないのか、とか、なぜこんなことで泣いたりするのか、などと、男性のほうも疑問がいっぱいです。

 

このような男性といると、女性はわかってもらえない淋しさを感じるかもしれません。

 

反対に、決断できない男性や、すぐに感情的になる男性には頼りなさを感じます。内なる女性性が優位なのかもしれません。

 

男性性が強い女性は、(私がしっかりするしかない)と、より男性的に動いてしまう。すると、男性はそれに頼ってしまい、男として育っていかない。

 

…と、このようなサイクルに陥ってしまうのです。

 

でも、内なる男性性と女性性の特質とバランスについて知っていると、自分たちがどのようなバランスにあるのかということがわかります。

 

すると、どのようにアプローチするといいコミュニケーションをとることができ、自分たちが成長できるかという道すじが見えてきます。これが創造的な生き方につながっていきます。

 

自分の中でバランスをとっていくこと。二人の間でバランスをとっていくこと。

 

それは自分の価値だけではなく、二人の関係の価値を上げていくことになるのです。

 

 

「自分が素敵な人を育てる」につづく >>

 

 

 

 

 

婚活はここから始めよう!