不倫からの結婚はありません

不倫からの結婚はありません

結婚している男性が魅力的なのは当然

 

「素敵な人はみんな結婚している」これはあたりまえのことです。

 

結婚によって磨かれている。

 

そして女性に対してがつがつしていない、余裕がある。

 

ですから素敵なのは、または素敵に見えるのは、あたりまえのことなのです。

 

では、「愛してしまった人に妻がいたとき」、言い方を換えると「妻がいる人を愛してしまったとき」、結婚を目指す女性たちはどうしたらいいのでしょうか。

 

かつて俳優の石田純一が「不倫は文化である」と言って、大バッシングを受けました。

 

二十年近く前のことにもかかわらず、芸能界で不倫カップルが話題になるたびにこの発言が取り沙汰されます。

 

芸術や文学が不倫という恋愛から生まれることがある、という真意があっても、多くの人の反感を買ってしまいました。

 

この「不倫」という言葉、私はあまり好きではありません。

 

不倫がきれいであるとは言いませんが、不倫というと、その恋する気持ちが汚いものであるような印象になるのです。

 

妻がいる人を好きになってしまった、その好きになってしまった気持ちに曇りはありません。

 

問題は、そこからどうするか、です。

 

石田純一氏が言わんとすることはとてもよくわかります。

 

結ばれることのない人を愛した心の葛藤と愛を経験した芸術家が、その心のすべてを芸術作品として昇華していく。

 

自分をそのような状況に追い込んでいく芸術家の性がそこにあります。

 

純粋な恋心が現実の間でねじれていく。

 

淋しさ、悲しみ、嫉妬もあるかもしれません。

 

純粋な恋心のままではいられなくなる。

 

不倫という状況は、それだけ特殊な状況なのです。

 

不倫の恋に未来はない

 

結婚を目指す女性がこのような恋におちた時、私かアドバイスするとしたらふたつの道を示すと思います。

 

 

  • きっぱりと諦めて別れる。
  •  

  • 誰にも知られてはならない。誰かに知られたら別れるという覚悟を持つ。この状況の恋愛をとことん昧わって、心を進化させる。

 

 

その恋愛の未来に、結婚はありません。

 

結婚を期待してはならないのです。

 

なぜなら、その結婚は必ず誰かを傷つけるからです。

 

出会ったのが2番目なのですから仕方がありません。

 

運動会の徒競走でも、オリンピックでも、一番に入った人の胸に金色のメダルが輝くのです。

 

残念ですが、どんなにお互い愛し合っていても、絶対に結婚を期待してはいけません。

 

「妻とはうまくいっていないんだ」

 

不倫の相手の女性に、妻のことを悪く言うのは、男が自分に対して言い訳をしているからです。

 

つまり、「妻とうまくいっていないのだから、他の女性とつきあってもいいよね」と自分を正当化しようとする心理が働いているように思います。

 

本当に妻とうまくいっていないとしても、それは女性の気持ちを引きつけるための常套句です。

 

妻とうまくいっていないと言われたら、女性は期待します。

 

そして妻のことを悪く言うのを聞くたびに(彼がかわいそう。私ならもっと彼を大切にする)と、今度は自分を正当化しようとするのです。

 

これも大きな勘違い。

 

自分が彼にふさわしいかどうかは、彼が独り身になったときに判断することです。

 

既婚者との恋は目的地から遠ざかるだけ

 

さて、結婚したいのであれば「きっぱりと諦めて別れる」です。

 

結婚したいのであれば、妻のいる人と恋愛するのは時間の無駄です。

 

目的地と反対方向の列車に乗るようなものです。

 

結婚する覚悟をしたら、結婚するのにふさわしい人にフォーカスしてください。

 

既婚者は除外です。

 

「でも、好きになったら仕方がない。好きになる心を止められない」という人もいるでしょう。

 

それはそうです。恋する心を止められないでしょう。

 

でもそれは、そこが蟻地獄だとわかっていながら足を踏み入れるのと同じことです。

 

結婚する覚悟があるなら、ぐらっと既婚者に惹かれていく心を踏みとどまるくらい強くあってほしい。

 

心の中に「時間の無駄!」という防火シャッターを。そしてずっと友達でいるか、二度と会わないと決めることです。

 

誰にも知られない覚悟ができるか

 

次の「誰にも知られてはならない。誰かに知られたら別れるという覚悟を持つ。この状況の恋愛をとことん味わって、心を進化させる」についてお話します。

 

誰かを愛してしまう心に、きれいも汚いもありません。

 

ただ、愛する人にもう誰かがいるのなら、そこを壊すようなことを絶対にしてはならないのです。

 

なぜなら、傷つく人がひとりいるからです。

 

誰かを傷つけないためにも、自分たちの愛を大切にする意味でも、誰にも知られてはならないのです。

 

それも裏切りと言えば裏切りなのですが……。

 

そして、その覚悟の下に愛することを味わい尽くす。

 

理不尽な恋愛だからこそ、自分のエゴと対峙していく場面が続くでしょう。

 

嫉妬する自分。

 

淋しくて仕方がない自分。

 

それまで味わったことのない感情が渦巻くでしょう。

 

でも、それは仕方がない。

 

味わい尽くして、その中で自分が美しく凛として立っていくためにその感情をどう昇華していったらいいのか、悩み抜いたらいいと思います。

 

そして、愛するとはどういうことなのか、体験しながら学んでいったらいいと思います。

 

女性として、人として、ひとまわり大きくなって、自分が幸せな結婚をすることにコミットできたら、それは不倫の恋の実りと言えるのです。

 

深い安心感を得るために

 

恋と恋の間には、静かな時間が必要です。

 

心の中で、終わった恋にけじめをつける。

 

感謝すること、手放すもの。

 

傷ついたことも、傷つけたことも、心の中で謝って、癒す時間が必要です。

 

その静かな時間は、自分にとって幸せとは何なのかを考えさせてくれるでしょう。

 

ふたりで堂々としていられる。

 

結婚にはそんな深い安心感もあるのです。

 

 

「結婚すれば幸せになれる?」につづく >>

 

 

 

 

 

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