男の夢語りを注意して聞く

男の夢語りを注意して聞く

こんな夢を語る男は要注意

 

若い頃から、私は男の人が夢を語り、旅の話をするのを聞くのが好きでした。

 

本気の夢を語っている男はセクシーです。

 

もちろんそれがはったり話であったり、あまりにも現実的でなかったり、自慢話になると興ざめですが、夢を語るときの男は、どこか少年のようでもあるのです。

 

そして、夢を語る男に、女は惚れます。

 

その夢のそばにいたいと思う。

 

でも、そこで重要な見極めがあります。

 

第一に、その夢に邪気はないか、その夢に現実逃避願望がないか、ということです。

 

その人がどういう夢を描いているのかということなのですが、もしもそれがコンプレックスを解消しようとするものであったり、誰かと競い合うことであったり、自分の欲のために叶えたい夢であると、共感しにくいものです。

 

特に、その夢の根底にコンプレックスを解消するという目的があり、誰かを見返したいというエネルギーが原動力になっている場合は、そばにいるのはきついと思います。

 

たとえば、裕福ではない環境で育つたから、○○で成功して裕福になりたい、という思いは多くの人が抱くこと。

 

今よりも成長して、何かを成し遂げたいということには大いに共感できます。

 

成長する、進化していく意欲がなくてはつまらない。

 

それがポジティブなエネルギーで動いているのなら、夢を叶えていく大きな力になっていくのです。

 

また、夢見る夢男ではないですが、現実逃避をしたいための妄想のような夢、自己認識が甘い夢には共感しづらいものがあります。

 

まだ夢を叶えるためにスタートしていないにもかかわらず、すっかり叶ったような気になって満足しているような……。

 

彼らは、夢見ることをあきらめることもないし、次から次に夢を描きます。

 

このようなタイプの人を「虹を追う男」と呼びます。または「ほら吹き男」とも。

 

第二に、その夢の実現に向かって、彼がどれだけ現実的であるか。

 

つまり、地に足をつけて、夢を語り、夢を叶えるために知恵を出し、努力を重ねているか、努力とまではいかなくても、その夢を叶えるためのマイルストーンを置いているかどうか。

 

夢を語るだけはただですが、実際に進んでいくとさまざまな苦労があります。

 

お金に困ることもあるかもしれないし、周りの理解を得られないこともあるかもしれない。

 

ハードルが高ければ高いほど、こちらの精神力、忍耐力、跳躍力が必要になります。

 

それを楽しんでできる人は素敵です。

 

ブリキのおもちゃ博物館館長である北原照久さんが夢を実現していった話は有名です。

 

おもちゃのコレクションを多くの人に見てもらうためには、おもちゃを保管するための博物館が必要になる。

 

でも、それには資金がない。博物館なんて……と反対する人も多くいたそうです。

 

でも、北原さんが多くの人に熱く自分の夢を語るうちに、賛同してくれる人が現れます。

 

そこで何とか資金を調達して横浜にブリキのおもちゃ博物館を作りました。

 

その頃は、本当に大変だったことと想像します。

 

その北原さんを支える奥様もご苦労があったと伺ったことがあります。

 

私利私欲の夢でなく、大好きなことを叶えていくための苦労や困難は、苦労し甲斐のあることです。

 

そしてこうした北原さんの夢の実現が、多くの人を楽しませ、励まし、勇気づけていることがすばらしいと思います。

 

夢を聞けば彼の価値観がわかる

 

では、なぜ男は夢を語りたがるのでしょうか。

 

男は誰にでも夢を語るわけではありません。

 

自分を大きく見せたいために「俺ってすごいだろう?」という自慢話をする男はいます。

 

20代なら[わあ、すごい、素敵]という反応になるかもしれませんが、30代40代の女性なら「あー、はいはい」となるか、右から左に話を流しながら「すごいですね、さすがですね」と言えるかもしれません。

 

「俺ってすごいだろう?」

 

男も、自分を大きく見てほしい相手に言うので、こちらもそのつもりで聞いていたほうがいいですね。

 

男性は、自分の夢を知ってほしい相手に夢を語ります。

 

それは仕事につながる人に対してかもしれないし、一緒にいたい女性に対してなのかもしれません。

 

自分が目ざしていることを理解してほしいと思う人に伝えます。

 

このとき、女性は注意深く相手の話を聞いてほしいと思います。

 

男性が真剣に語る将来の夢の中に、その人の価値観や、何を大切にしているかということが織り込まれているからです。

 

ざっくりとした例えですが、「成功してフェラーリを乗り回したい」という夢のゴールから、その人が大切にしていることを感じとってみましょう。

 

あまりにもわかりやすい例ですが、その人の自尊心を満足させるのは、唯物的なことだということがわかります。

 

例えば、みんなが気軽に行けて、身体に優しく、おいしく素敵なオーガニックレストランを全国につくりたい、という夢があるとします。

 

そこに「健康を大切にする」「自然を大切にする」というその人のポリシーが現れています。

 

そして多くの人を喜ばせたい、という利他的なゴールがあります。

 

その事業で成功してフェラーリに乗れるのは、結果でしかありません。

 

男の夢のどこに共感し、共鳴するか。

 

それは、自分自身の価値観を試されていることなのです。

 

自分の価値観を明文化するのはなかなか難しいことですが、こうして相手の夢、話の中から純粋に心に響き、共感共鳴するものがあるかどうかで、相手のことも自分のことも見えてくるのです。

 

男が夢を語りはじめたら、少し身を乗り出して聞く。

 

それが「ちゃんと聞いています」というメッセージになります。

 

男は、自分の夢を語りたい性分なのです。

 

まずは、その思いに応える。

 

そして、全然共感できなかったら……そっくり返って聞いてもいいかもしれません。

 

 

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