結婚すれば幸せになれる?

結婚すれば幸せになれる?

「結婚すれば幸せになれる」は幻想

 

男女共に結婚に二の足を踏んでいる人が多い一方で、結婚して幸せになりたい人たちもいます。

 

結婚に消極的な女性でも、心のどこかでは結婚という幸せを求めている人もいるでしょう。

 

結婚という幸せには、この世界の中で白分か安定して生きられる場所がある、ひとりではないという安心もあると思います。

 

そして、結婚したくてもなかなか思うような男性とめぐり逢えないとき、こんなふうに嘆いてしまうのです。

 

「世界にはこれだけ多くの人がいるのに、私と結ばれる人はいないのか」

 

「こんなに多くの人がいるのに、私を愛してくれる人はいないなんて」

 

こんなお姫様の嘆きも一度は許してほしいと思います。

 

実際、私もこんなふうに思ったことが瞬間的にあります。

 

思わず、です。

 

白馬の王子様とは言わずとも、これこそ待ちの姿勢。

 

ひざまづかれるのを待ちわびている女性のファンタジーなんですね。

 

待っていても来ないのなら、行くしかない。

 

自分でピカピカに磨いて、自分が白馬に乗るくらいの心意気を持つことです。

 

「結婚したら幸せになる」

 

これもファンタジーだと思ってください。

 

結婚で幸せは保証されていません。

 

結婚しなければ幸せになれないのなら、今は幸せではないのか。

 

これは、幸せという概念をどう捉えるかということになってきます。

 

幸せか幸せでないかということは自分で決めることです。

 

今、自分がどう感じるか、です。

 

人生は責任の上に成り立っていきます。

 

他人から見たら大変な状況でも、その中に幸せを見いだすことはできます。

 

お金があっても幸せを感じない人はいるし、お金がなくても幸せを感じている人はいます。

 

素敵なレストランでお食事をいただいて幸せを感じるだけでなく、毎日のささやかな食事にも幸せを感じられると、幸せをたくさん感じることができます。

 

日常の中に宝物を見つけていく。

 

ですから幸せとは「なる」ものではなく「感じる」ものなのです。

 

「幸せになる」ためには、条件が必要になります。

 

でも「幸せを感じること」には条件は必要ありません。

 

感性のスイッチを入れれば、今この瞬間から幸せはあふれてきます。

 

依存心を男性は「重い」と感じる

 

「結婚したら幸せになる」という価値観が危ういと思うのは、そこに依存を感じるからです。

 

『幸せ』になるには『結婚』が必要。

 

文章をひっくり返すとそうなります。

 

これは条件ですね。

 

結婚して幸せかどうかは、結婚してみなければわかりません。

 

結婚生活に期待をする気持ちはわかります。

 

新しい生活が始まるのですから、こうしたい、ああしたい、という思いが募ります。

 

幸せのイメージがふくらみます。

 

期待をするな、とは言いませんが、期待を持ちすぎるとがっかりすることのほうが多くなります。

 

それほど日常も、人間関係も泥臭いものです。

 

豪華な結婚式をして、多くの人に祝福され、これ以上恵まれたことがあるのかと思った友人は、新婚旅行から帰ってきた翌日から夜中すぎに帰宅する夫を待っていました。

 

結婚前から夫には恋人がいて、ずっと続いていたというとんでもないケースでした。

 

離婚した後、長いことうつ病を患っていたと聞きました。

 

結婚して子どもが生まれて、夫が病に倒れ、若くして夫を亡くした友人もいます。

 

でも友人は、結婚生活は幸せだったし、シングルマザーになった今も幸せだと言います。

 

何が幸せなのか、それは本人が決めることで、最初から決まっているものではありません。

 

このあたりまえのことを、私たちは時々忘れてしまい、何かに依存したくなるのです。

 

男性は頼られると発奮します。

 

「あなたがいちばん。あなたならできる」

 

と言われてへこむ男性はいないでしょう。

 

でも、依存されるとうんざりします。

 

「あなたがいないと私ダメなの」

 

「幸せにするって約束したよね」

 

と言われたら?

 

大抵の男性は重く感じて逃げたくなるでしょう。

 

「結婚したら幸せになる」という幻想に依存していると、本物の幸せを見極めることができなくなるのです。

 

結婚したら幸せになると思っている女性は、そのまま解釈すると、今が幸せでないということになります。

 

でもこの解釈は少し違っていて、今の幸せに気づいていないだけなのです。

 

「結婚したら幸せになる」というのは、マイナスからプラスへ転じようとする試みです。

 

これは苦しいですね。

 

まず、マイナスからまずゼロに持っていくまでが大変です。

 

やっとゼロになり、そこからプラスを積み重ねていく。想像するだけで疲れます。

 

でも、今も幸せで、ふたりになったらもっと幸せ、と心から思えたら、これはすでにプラスからのスタートになるのです。

 

例えるなら、すでにマイルが貯まっているカードを持っているのと同じことです。

 

幸せを積み重ねていけば、すぐにマイルは貯まり、素敵な旅行ができるのです。

 

依存と幻想を外していくと、現実が見えてきます。

 

自分の現実が見えてきたら、どうすればいいかが見えてきます。

 

依存にしがみつくことなく、幻想に振り回されることなく、ひとりの幸せではなく、どうしたら「ふたり」での幸せを創っていけるか。

 

結婚して幸せになりたい女をやめたときに、「結婚できる自分」に一歩近づくのです。

 

 

「まずは自分を好きになる」につづく >>

 

 

 

 

 

婚活はここから始めよう!