結婚は自分磨きにつながる

結婚は自分磨きにつながる

「結婚したい」と「結婚する」の違いとは?

 

ここで誤解してほしくないのは、私の「結婚する」という覚悟は、「結婚したい」という願望ではないということです。

 

覚悟と願望は違います。

 

私は婚活をしている最中に、「寂しいから」「不安だから」と考えて結婚するのではなくて、成長するために結婚すると覚悟を決めました。

 

もちろん結婚すれば自分が安らげる人間関係があり、喜びや悲しみを分かち合える場が得られます。

 

結婚しているということで安定感も得られるでしょう。

 

でも私は、それはそれとして、結婚という日常を営み、結婚相手と向き合うことによって成長するために結婚すると決めました。

 

我ながら、とても骨太な結婚の考え方をしたものだと思います。

 

でも、結婚について消極的であったり、婚活に勤しんでいる人にとって、この点をしっかりと押さえることは、結果につながる礎になるのです。

 

実際に私も甘い考えで婚活をしていた時は全くうまくいかなかったのですが、考えを変えてから婚活がうまくいくようになりました。

 

つまり、何のために結婚するのか。

 

生活の安定のためでも、独身では世間体が悪いからでも淋しさを埋めるためでもない。

 

カッコよく言うと、自分の人生をより創造的に生きるために結婚する。

 

ここは大事なところです。

 

私たちは自分の人生の創造者であるということを、もう一度確かめてみてください。

 

共に生きる人と出会うことは「奇跡」

 

結果を先に言ってしまうと、結婚はとてもいいものです。

 

分かち合えることの豊かさ。

 

共に家族として育み合う喜び。

 

結婚のよさはいろいろありますが、究極はこれに尽きると思います。

 

この広い世界にひとりで生まれてきた自分が、共に生きる人と出会うという奇跡は、想像以上にすばらしいことです。

 

一九八八年に書いた杏里の『サマー・キャンドルズ』という曲の最初の一行、「近すぎて見えない奇跡があるね」というフレーズは、まさに人と人が出会い、結ばれていくことは奇跡であり、その奇跡はすぐそこにあるのだ、ということを伝えています。

 

つまり、結婚生活とは『日常』です。

 

歌詞は少々ファンタジックかもしれませんが、この広い世界の中でひとりの人と結ばれる確率はどれだけのものでしょう?

 

こう考えていくと、私にはどうしても出会いは奇跡に思えるのです。

 

このように想像力を深めて(広げて、ではなく)捉えることによって、私たちの意識は磨かれていくのです。

 

また、家族が増えることも楽しいものです。

 

大切な人たちが増えること。

 

それは、自分の器が大きくなることです。

 

喜びを分かち合う人が増えるのですから、そこには豊かさが生まれます。

 

でも、相手が育った家庭と、自分が育った家庭は違います。

 

大きく言うと、家庭の文化も事情も違います。

 

相手の親きょうだいとのつきあいは、正直言って気を遣うものですし、時には負担になることもあるでしょう。

 

でも、これも考え方、受け取り方ひとつで変わります。

 

負担になることだけに焦点をあてたら、結婚はとても面倒な制度になります。

 

先入観を取り払い、伴侶となる大切な人をこの世に生みだし、育ててくれたことへの感謝の気持ちを持つことで、相手の親への見方も接し方も大きく変わるでしょう。

 

そして、何よりもプラスなのは、結婚によって自分の心が鍛えられることです。

 

あたたかい居場所がある。

 

安らぎがある。

 

もちろん、人生いろいろなことが起こりますから、時には厳しい状況になることもあります。

 

夫婦関係がぎくしゃくすることもあるでしょう。

 

でも、そのときに共に乗り越えていこうという気持ちを持っていれば、困難もプラスに転じます。

 

ケンカばかりした夫婦が離婚もせずに何十年も一緒にいる。

 

そこに、夫婦の夫婦たる何かがあるのです。

 

年月を重ねながら、ふたりにしかわからない空気であったり、間合いであったり、理解がそこに生まれる。それもまた、素敵なことだと思います。

 

結婚の醍醐味は、自分が成長できること

 

そして、結婚はいいものだと思う最大の理由は、人間として成長する学びがそこにあるからです。

 

夫婦以外にも、人間関係の中で学ぶことはたくさんあります。コミュニケーションを学び、心の機微を学び、人との距離の取り方や、優しさも思いやりも愛も、学ぼうと思えばいくらでも学べます。

 

でも、結婚という関係以上に学び、心が鍛えられる場は他にはありません。

 

なぜなら、夫婦という近い関係、最も安心し合える関係、愛によって結ばれた関係だからこそ、まさにエゴとエゴのぶつかり合いになるからです。

 

友達や恋人なら許すことはできても、夫、妻だからこそ許せないことがあります。

 

夫、妻だからこうしてほしい、ああしてほしい、ということも出てくるでしょう。

 

自分がいちばん安心できる関係だからこそ、自分のエゴが出る。

 

そして夫と妻のエゴがぶつかる。

 

そこで切磋琢磨できるかどうか。

 

相手を通して自分自身が見えてくる。

 

その自分とどのように向き合い、成長のためのチャレンジができるか。

 

これが、心の鍛錬になります。

 

ですから、結婚生活をいうのは相手と向き合っていく以上に、実は自分と向き合っているのです。

 

ある意味、これが結婚、夫婦の醍醐味なのです。

 

私が「結婚する!」と決めたのは、婚活をしている中で結婚というものが自分に必要だと痛感したからです。

 

できたら相手も同じように考えてくれる人がいいと思い、そしてそういう相手に出会うことができました。

 

私たちは自分の人生の脚本家であり、プロデューサーです。

 

人生を創造していくのは年月ではありません。

 

自分の物語をどう展開していくか。

 

そこに『結婚』という大きな選択肢、チャレンジがあります。

 

迷っているなら、一度自分で試してみたらいいと思います。

 

一度、結婚してみる。

 

うまくいかなかったら、そのときに考えてみればいいのです。

 

守り、守られるものがあるのは、思いもよらないような強さを発揮します。

 

今知っている自分がすべてではないのです。

 

一度結婚してみる。醍醐味を味わってみる。

 

覚悟とチャレンジです!

 

 

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婚活はここから始めよう!